カウンセリング
カウンセリングとは?

カウンセリングとは、カウンセラーが人の悩みに対してアドバイスすることと思われがちです。しかし、治療におけるカウンセリングでは、医師または臨床心理士は患者様の悩みを聞き、それによって患者様が自ら問題を整理し、解決していくことを手伝います。
昨今マスコミでも学校で事件があった時にはスク-ルカウンセラ-が直ちに配備されるなど、カウンセリングの重要性が認められてきたこともあって、カウンセリングを希望される方が増えました。しかしカウンセリングをすれば直ちに心の悩みが氷解するものではなく、時には長い時間が必要であったり、自分自身に向き合ったりと、苦しいこともあります。一つ一つ一緒に不安を取り除き、解決していきましょう。
正確には医療保険の中にカウンセリングという項目はなく、精神療法がそれに当たります。精神療法は主として医師が担当し、一部を臨床心理士が担当します。医師の診察はすでにカウンセリングの一部です。それに並行して臨床心理士が担当する専門性の高い部分を、狭義のカウンセリングと言います。
上記狭義のカウンセリングは、まず医師の診察を受けていただいた上で、予約を取ります。そして最初は週に何回、何曜日に、何分間という設定を決めることから始めます。ご都合が悪いときは、連絡をいただけると大変助かります。
心理テストとは?
心の状態というのは目に見えるものではなく、なかなかとらえにくいものです。この心を少しでも目に見える形にして理解するために、心理テストがあります。心理テストには、代表的なものとして、知能テスト、性格テストなどがあり、さらに、簡単に行えるものから1時間程度要するものまで、種類も様々です。自分の得意なことと苦手なことを知って生活に役立てたい、あるいは自分の性格について知りたいといった時、心理テストが一つの参考になるかもしれません。ただ心理テストの結果には非常にデリケートなものが反映されるため、評価は難しくこれだけでその人の全てについてわかるというものではありません。そのため総合的な判断が必要になります。
集団療法とは?
当院では、SST(生活技能訓練)や絵画療法などの集団療法を行っています。
スタッフ
大学院で専門教育を受けた常勤の臨床心理士が2名います。
患者様のお役に立てるよう援助を行っています。