発達障害
神経発達症(発達障害)では生来性の脳機能の特殊性のため、日常生活に困難を来すことが少なくありません。仕事や友人関係や家族との関係の取り方に悩んだり、あるいはうつ病になって仕事を休むことさえあります。
例えば次のようなことです。
- 空気が読めない。浮いてしまう。自分の何処がいけないのか解らない。
- 「空気は読む物ではありません。吸い込むものです」と真顔で言う。
- 「適当に」、「かいつまんで」、「さらーっと流して」などの言葉の意味がわからない。
- 思いついたら直ぐ行動する。チームプレーが出来ない。
- (例えば)営業は上手いがレポート、日計表作製はアタマが働かなくて苦痛。
- 何を発言したらよいか判らないので黙っていると、親しみにくいと思われる。
- 毎日同じ手順で家事をしないと何が何か解らなくなる。
- 毎日使っている戸棚、引き出しに何が入っているか、見ないと思い出せない。
神経発達症(発達障害)の主な病型
【注意欠陥・多動性障害】
落ち着いて座っていられないなど
【自閉スペクトラム症】
相手の表情や仕草から気持ちを読み取ることができないなど
【限局性学習症】
読むことや計算することが非常に困難