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発達障害からうつ病に

神経発達症(発達障害)はうつ病を誘発しやすい

次第に対人関係やグループでする仕事が辛くなり、落ち込んでうつ病となることがよくあります。当院外来に来られる患者さんでうつになって会社を休んだ方や、嫁ぎ先の義父母とうまく折り合えない人の中には、神経発達症を根底に抱えている方が、予想以上に多いことに気づきました。会社で仕事が遅い、ミスが減らない等が続くと、気持ちは落ち込みます。さらにそれらのために仕事を任せてもらえない、仕事チームに加えてもらえない等となると、ますますうつとなり、長期休職に繋がることもあります。うつ病には抗うつ薬や心理療法で対処します。同時に根底にある神経発達症を専門薬物療法や生活指導によって治療しないと、同じことを繰り返してしまいます。

おとなの神経発達症はこどもの神経発達症と、必ずしも同じではありません。最近の研究で、神経発達症のこどもが成人すると症状が軽くなるケースや、成人して神経発達症と診断されるケースがあることが、徐々に明らかになってきました。こどもの神経発達症は小児精神科・心療内科クリニックで専門領域とされているところがありますがおとなの神経発達症はその専門病院を訪ねることをお勧めします。

バス
  • 昭和バス北原バス停から 徒歩12分
JR
  • JR九大学研都市駅から 徒歩10分
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  • 前原方面より西九州道周船寺ICより1分
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